The Xen virtual machine monitor
Xen/ゼン 仮想マシン(Virtual Machine/VM)モニター
技術的には、あるコンピュータをそのまま
単一のコンピュータとして使うのではなく、複数の
仮想マシン (Virtual Machine/VM) に分割して使うことが可能です。
そして、いまのコンピュータの性能を考えれば、性能的にもそれが可能です。
それぞれの仮想マシンは理論的には非常に独立しており、それぞれ独自のOSすら
理論的には実行可能ですが、
このような技術は、現実的にはさまざまな課題を生みます。
まず、それぞれの仮想マシンは、他のマシンと完全に絶縁されている
必要性があります。
これは、単にあるマシンの内部情報がほかの仮想マシンから読み取れない
というだけではなく、あるマシンへの負荷が他の仮想マシンへの速度低下へと
つながらない、といったことも求められます。
とくに、この機能は、
仮想マシンのユーザ同士が
友好関係にない、または対立している場合には重要です。
第二に、いろいろなアプリが走らせたい
わけであって、
そのためにも、仮想マシン上でいろいろなOSが走ることが求められます。
第三に、仮想化に伴う効率低下をなるべく低くすることも求められます。
Xen(訳注:「ぜん」と発音してください)は
x86用仮想マシンモニタであって、
仮想マシン上における複数のOSをサポートし、
さらに、今までの同種の技術をはるかにしのぐ
マシン間の絶縁(
訳注:仮想マシン同士の動作に相互の影響がないこと。
情報の流出がないのは当たり前として、
他のマシンの負荷の変動が、別のマシンに影響することも少ない。
)
を達成しており、
また、仮想化に伴う効率低下もやはり非常に
少なくなっています。
Xen は
GNU 一般使用許諾(GPL)
に基づくオープンソースのソフトです。
われわれはすでに、Linux2.4のほぼ完璧な動作を実現しています。
そのなかでMySQLやApache、PostgreSQLなどを問題なく動かしています。
原理的には、どんなディストリビューションも
再コンパイルなどなく、そのままのバイナリで動くはずです。
Christian Limpach 氏は NetBSD をXenの仮想マシンの中で動かすことに
成功しました。
また、マイクロソフト研究所(Microsoft Research)の協力
(訳注 : ここがすごいところで、ケンブリッジ大学は、マイクロソフトから
Windows XPのソースをNDAの元ではあるが入手している。うーん。凄いな!)
により、Windows XP すら Xen の仮想マシンの中で
動作しています。
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構造 [PDF]
「仮想化技術 - Xen における実例」
: Xen の構造を解説する論文です。[PDF]
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性能
: ベンチマークに基づく他の仮想化技術との比較です。
- XenoServers :
Xenがその一役を担っている 「XenoServerによる 広域分散コンピューティング」
に関する論文です。
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ダウンロード
: ダウンロードしてCD-Rに焼けば即ブートできる デモCDのISOイメージ、
Xenのソースコード、コンパイル済みバイナリがあります。
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ドキュメント
: Xenのインストール方法、利用方法、そして開発手法などに関する解説文書。
- 変更履歴
[BitKeeper] :
ソースコードの変更履歴です。いままでの開発の履歴が
わかるとともに、最新のソースの取得も可能です。
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ロードマップ
: 今後の開発予定です。
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メールリスト : xen-announce においては、
重大な変更点などを告知しています。xen-devel
では、皆様から開発チームに対する
質問を受け付けると同時に、
問題点解決に対するヒントやコードなど、
みなさまからの貢献も期待しています(両方とも英語のみ)。
Xen は 英国政府
EPSRC
(Engineering and Physical Sciences Research Council)
による科学技術開発に対する助成金
GR/S01894 を受けております。
また、インテル研究所、およびマイクロソフト研究所からの
協力を受けております。
詳細は公開メールリスト
xen-admin@lists.sourceforge.net
まで(英語)。
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